K.S. 機器開発部 電子機器開発グループ

新卒6年目(2016年入社)

※所属・役職はインタビュー当時のものです

どのような仕事内容ですか?

OEM案件の電気回路の設計を主に行っております。
お客様からのご要望(製品仕様)をもとに、電気回路基板の開発を行います。
基板完成までの基本的な流れは
回路設計 ⇒ プリント基板設計(アートワーク) ⇒ 基板製造・部品実装 ⇒ 基板完成
となるのですが、私は主に回路設計を行っております。
回路設計では、お客様からの製品の仕様を満たすように、電気回路の検討を行い、部品の選定、回路設計を行います。
また、基板実装後(基板完成後)は、実際に電気を入れて基板上の回路を動かし、基板が設計通りの動作をしているか確認(デバッグ)を行います。

1日のスケジュール

  • 8:40
    出社・メール確認

  • 9:00
    始業

  • 9:30
    午後の打ち合わせ資料作り

  • 11:00
    資料のまとめ、準備

  • 12:00
    ランチ

  • 13:00
    午後の業務開始

  • 13:30
    社内打ち合わせ


  • 設計した回路のレビュー、
    今後のスケジュールのすり合わせなど

  • 15:00
    打ち合わせ内容のフィードバック


  • レビュー内で挙がった内容を回路に反映

  • 17:15
    一日のまとめ

  • 17:30
    終業

仕事のやりがいはどのようなところですか?

自分で考えて設計をするところが、一番やりがいを感じます。
基本的にOEM設計のため、お客様ごとに仕様がさまざまですので、設計ごとに違った回路を組むことや、異なる電子部品を使うことが多々あります。
そのため、この仕様にはどの様な回路が適しているか、どの電子部品を使うのが適しているかを考えながら設計を進めることになります。
このように色々と考えながら設計をすることにはやりがいを感じております。
また、その設計した基板に実際に電気を入れて動かしたときに、思った通りに動いたときの喜び、感動は大きいです。

印象に残った仕事を教えてください

一番印象に残っている仕事は、初めてFPGAを使った回路を設計した仕事です。
FPGAは通常の抵抗やコンデンサなどで組む回路設計のほかに、FPGA内部の動作を設定するためのプログラムも設計する必要があるため、
FPGA内部の設計にかんしては、最初は何もわからない状態でのスタートでした。
プログラムの記述方法については教本や周りの先輩方に教えてもらいながら、
実機(練習用基板)を使い少しずつ理解をして、設計していったので、とても印象に残っています。
実際の製品でも考えた設計通りの動作をしてくれました。

入社してからどのような変化がありましたか

物事をさまざまな角度から考えることが増えたと思います。
学生時代の講義や科目の実験では、決まった答えのある課題に取り組み、その考え方、導き方を学ぶということが多かったです。
しかし、入社してから、設計の場面ではどうやったらこの仕様を満たせるか、どの様な回路を設計すればよいか、
この部品は定格を満たしているかなどを考えることがメインとなり、学生時代に比べ、様々な方面から考えることが多くなりました。

ロッキーの魅力を教えてください

色々なことに挑戦できることが一番の魅力ではないかと思います。
ロッキーでは、さまざまな設計案件にかかわることができるため、自分自身の知識や技術力を磨くことができる環境が整っていると思います。
また、最先端の技術に触れることができるのもロッキーの魅力の一つだと思います。

メッセージ

ロッキーは色々なことに挑戦できるので、色々と考えることが好きな人や、モノづくりが好きな人にとっては、やりがいのある現場だと思います。
私は、新卒で入社したのですが、最初は右も左も分からず、大変でした。
電気回路についても学生時代には触れてこなかったようなものもあり、周りの先輩方に教えてもらいながら、少しずつ理解をして仕事を進めていくことができました。
なので、最初はわからないことだらけでも、やる気と学ぶ意欲さえあれば、どんどん成長することができると思います。

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